#Book
[[📒1on1ミーティング]]
## 1. [[🗃️コーチング]]の質問への誤解
- 誤解
- 情報収集や仮説検証の質問が多くなってしまう
- アクションプランの質問ばかりをしてしまう
- 誘導尋問が多くなってしまう
- [[🗃️原因論]]型の質問で詰めてしまう
### 仮説検証の質問が多くなるケース
- 正解があり、その正しさを検証するための質問
- 期日まで後何日?決済者は誰?
- [[🗃️クローズド・クエスチョン]]
- BAD: 上司がメンバーの課題を解決しようとしている
- 面談、コンサルティングになってしまう
### アクションプランの質問ばかりしてしまう
- 💭一番この中で、自分がやってしまいそうなやつなので、意識しよう
- 相談者は、わからないから相談をしている
- どうなったら嬉しいのか?という[[🗃️目的論]]の質問をする
### 誘導尋問が多くなってしまう
- メンバーはストレスを感じてしまう。
- 誘導尋問は往々にして長くなる傾向がある。
- 気づかせようと手を替え品を替え質問してくると詰問のようになり[[🗃️ラポール]]は壊れる
### [[🗃️原因論]]の質問で詰めてしまう
- [[📚第6章 第2フェーズ メンバーからできる感とモチベーションを引き出す関わり方]]
## 2. 相手の自問自動を促す質問とは
- [[🗃️コーチング]]の質問は、メンバー自身が課題に向き合い、自問自答しながら自身にとって価値ある答えを見つけるのを支援する
- 課題そのものにではなく、人にフォーカスを当てる
- 回答に対して、良/よくないで判断せず、ニュートラルに受け止めることが大切
- 💭個人的には普通に良い、よくないで[[🗃️フィードバック]]欲しい時ある気がするけどな。
## 3. [[🗃️目的論]]で[[🗃️コーチング]]する
### 「どうなったら嬉しい?」と「どうあるべき?」は違う
- べき?と聞かれると、導かれる答えは優等生的正解になりやすい
- 本人にとって価値ある答えではない可能性が高くなる
- 本人が望む答えを引き出すには、「どうなったら嬉しい?」と感情の伴った質問が効果的
### そのテーマが発生した時点にタイムスリップして、感情を再度味わう
- 話したいテーマが生まれた瞬間の状況と感情を思い出してもらう必要がある
- 解決にしたい、明確にしたいという感情が動いて、テーマが生まれている
- 「そのテーマについて、強く感じたのはいつですか?」と発生時点にタイムスリップしてもらう
- 「その時何があったんですか?」と状況を思い出してもらう
- 「その時、どんな気持ちになったんですか?」と感情を再体験してもらう
### 「どうなったら嬉しい?」の意味と深さとは
- 理想を聞いたときに、あたりまえの意見が出る場合
- 例)Bさんのモチベーションがあがっていてほしい
- 抽象的な言葉で人によって解釈が違う
- 「具体的にはどんな状態だろう?」と問いかける
- どうすればいいかというアクションは横に置いて、理想的にはどんな状態になったら、嬉しいか。
- how to doではなく、want to beについて思いを引き出していくとよい
- 達成前に、目的と成功イメージをありありと描く。それを上司はサポートしてあげたい。
### 理想的な状態引き出す質問
- 問題が解決した状態って、具体的にどんな状態?
- 本当はその人と、どんな関係だったら嬉しい?
- etc...
### [[🗃️目標]]を目的化する
- 達成したことを抽象化することも、同様に人を動機づける
- 今回の目標を達成することは、あなたにとってどんな価値がありそう?
- その実現はどんな未来につながりそう?
- あなたの人生においてどんな経験や意味になりそう?
### 満たしたい価値観は何か
- 自分がどんな価値観を大切にしているかが自覚できれば、より頑張る目的が明確になり、[[🗃️内発的動機|🗃️内発的動機付け]]が強まる
- 例
- 実現したらどんな気持ちになる?
- どうしてそんな気持ちになる?
- 今回の目標にチャレンジする意味は?
### ありたい姿を引き出す
### 様々な視点を試す
- 自分のことに関しては視野が狭くなる
### 広げて、絞って、掘り下げる
- 具体化する前に一旦広げると、より価値ある答えを引き出せる可能性が高まる
- 1番の理想はどれ?と絞ってもらう
- 絞ってもらったものを、掘り下げる
- メンバーが答えてくれたら、いいね、そうなんだねと毎回、丁寧に受け止めることが大切
- 広げる目的は、メンバーの中に眠っている答えを外に出すため
- 他にはありませんと帰ってきてもよい
## 4. リソースを引き出す
- できていることを引き出す
- ありたい姿に対して、できていることを引き出していくと効果的
- 理想に対してできていることは何?
- メンバーの自己効力感が上がる
- リソースを引き出す
- ありたい姿に近づくために、役に立ちそうな知識、スキルはどのようなものがある?
- どんな強みが活かせそう?
- 力を貸してくれそうな人は誰?
- 肯定面を十分引き出し勇気付けした上で、「ネックになっている、克服すべき課題はなんだろう?」ときくと前向きに向き合ってくれるだろう
## 5. アクションプランを引き出す
- ありたい姿、リソースが十分魅力的に引き出せたところで、「何から始めたい?」きくと、メンバー本人から自然に出てくることが多い
- すぐに、取り掛かれるように、具体的にはどうやってやりたい?のように4w1hでサポートする
- いつまでにやりますか?は、宿題間がでるので、使わないように注意
- いつから始めたい?と前向きにきくのがよい
## 6. 第三者との人間関係に関するテーマの場合
- 第三者との人間関係がテーマでも向き合う相手はメンバー自身
- 💭これは深い。他者はコントロールできないからね。
- 第三者を変えることをいくら話し合っても何も生まれない
- 第三者とどのような関係になりたいか?
- 第三者がどうであれ、自分としてどう向き合いたいか
- 乗り越えるために全力で応援する
## 7. キャリアデザインに関するテーマの場合
## 8. ニュートラルに質問し、受け止めるだけ
- 質問は
- 明快で短刀直入
- 概ねオープンクエスチョンになる
- 相手がほとんど話している状態になる
## 9. どんな学び、気づきがあったか
- 課題解決ばかりに気を取られることなく、メンバーが課題に向き合うプロセスで気づいたこと、学んだこと、成長したことは何かに焦点を当てることが大切
- 一回のセッションで強引に全て解決しようとしないことが大事
- クロージング
- ここまでら話してどんなことに気づいた?
- 何から始めたい?
- いつから始めたい?
## 10. 質の高い[[🗃️1on1]]ミーティングを取得するために
- 暗記はしないで
- [[🗃️傾聴]]が最優先
- 質問集だけ手元に用意
- アンチパターンの質問をしがたになるため
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