#Book ## 1章賃労働者であること - 賃労働者は、労働力を売っている - 労働力 = 体力 x 気力 x 時間 - 賃労働者は二重の意味で自由 by マルクス - 土地から引き剥がされて、土着のしがらみから自由 - 職業選択の自由 - あっちの工場、こっちの工場くらい - 自由の皮を被った選択肢のなさ - 自由を強制される - 夢も自己も職業なしには成り立たないかのようだ。 - > たかだか賃労働としかし結びつきようのない夢なら、自己なら、僕はそれ自由に追求したいとは思えない - 真面目に働きすぎないという提案 - 労働力を10円で売ったら、10円以上の働きをしない = 節約志向 - 労働力の買い手は、人を働かせれば働かせるほど赤字になる ## 2章 自己実現とAI 個人化と規格化 - 成熟とは、野生の状態からの国家による管理下に入っていくこと - 国家にとって管理しやすい人間になること - 昔は労働者も一個の人格として所有されていた - 現代を生きる僕たちは誰かに所有されることがなくなったぶん、生活のために自らの労働力を打って行かなければいけない - フォーディズム(フォード主義) - 大量生産、大量消費のための仕組みやその仕組みを裏打ちする考え方 - 消費が落ち込むとだめ。時代が終わる - 次、新自由主義 - これは、(不自由な)歯車から(自由)ないか個人へという価値観の移行 - AIのような自己は、一度実現すればいいものではない - 流動的で不確かな状況に応じるように、日々改善や修正が求められている - > 道具としての価値はサボらずメンテナンスしていかなければらどんどん減っていくのだから、しんどさは相当なものだ - 💭めっちゃわかる。