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## 第一章 ウォームアップ編
- 人は自分勝手。自己矛盾がある
- 批判する人って生産的じゃないよねという批判
- 人の話を聞くのが大事だという一方的な押し付け
- 私にはポリシーがありませんというポリシー
- 人の言うことは鵜呑みにするなと言うアドバイス流
- 部下ができないことを他人のせいにすると言う上司
- 💭自分も気をつけないと、こう言う自己矛盾した言動をしてしまいそう
## 第2章 Why型思考のトレーニング
### 「なぜ?」だけが特別な理由
- 「なぜ?」は、考えることを考える、基本の言葉
- [[🗃️メタ思考]]とは、いきなり問題を解くのではなく、まず「問題そのものについて」考えることを意味する
- そもそもこの問題で良いのか?と疑ってかかるかの違い
- 上位目的を考えると、別の手段を思いつく
- 他の疑問視は具体化する。
- whyは問題は違うところにあることを教えてくれる
- ![[20240615_whyと他の疑問視の違い.png]]
### 上位目的を考えることの2つの意味
- 1. そもそもの問題を定義し直してしまうこと
- 2. 問題の解決の仕方、優先順位、どの方向に解決すべきかを示唆してくれる
- whyは、本当に解くべき問題を定義し直す
### 土俵を変えるとは?
- [[🗃️戦略]]と戦術の違い
- [[🗃️戦略]]: どの土俵で戦うのか?自分の得意領域に勝負を持ち込むのかと言うもの
- 戦術: 決められた土俵でいかに勝つのかの作戦
### whyは二つの方向で「時間を越える」
- 過去に対するwhy -> 結果に対する原因、因果関係を探る
- 未来に対するwhy -> 手段に対する目的「手段-[[🗃️目的]]」関係を問うことができる
- whyは、現在と過去、現在と未来をつなぐ時間を越えるための手段
- whyは時間を越える
- whyだけが繰り返すことができる
- why
### 演習問題
- この前の飲み会、時間が短かったね
- 1. そのまま対応したらどういう解決策が考えられるか?
- 時間を長くする
- 2. 依頼主の心の声はなんだったのか?
- 時間が短かったことの真意や背景を考えてみる
- 3. whyに対する答えるためのより良い解決策は何か?
### 土俵を変える演習
- 目にみえるものをベースにした線の引き方と目に見えないものをベースにした線の弾き方では異なってみえる
- 非メタの線引きは、不特定多数の人たちの間でも共通の認識として固定的に運用される
- 変革期は[[🗃️メタ思考]]の視点で線を引き直して考えることが必要になってくる
| | 非メタの線引き | メタの線引き |
| ------ | ------- | -------------------- |
| 可視化度 | 目にみえる | 目に見えない |
| 表層度 | 表層的 | 根本的(本質的) |
| 誰に見える? | 誰にでもわかる | [[🗃️メタ思考]]の人にしか見えない |
| 必要な時期 | 安定期に必要 | 変革期に必要 |
## 第3章 [[🗃️アナロジー思考]]のトレーニング
- アナロジー = 類推(類似のものから推論する)
- [[🗃️アナロジー思考]]の基本にあるのは抽象化の考え方
- 複数の具体的な事象に高次の共通点を見つけて一般化すること
- アナロジーのプロセスは、「抽象化」+「具体化」
- 具体を抽象化なしでそのまま行うとパクリになる
- アナロジーは飛躍があることが短所であり、長所になる
- 大きな方向性を考えたり、仮説を考えたりするのに向いている思考法
- トレーニング
- 子供の頃に自転車の乗り方を覚えた時の経験や教訓(自分で考えてみる)
- まず乗ってみる
- 補助輪をつけて簡単なところからステップアップしていく
- 自転車に乗れる人にアドバイスをもらう
- ペダルを漕ぎ続ける
![[20240622_メタ思考トレーニング_アナロジーのプロセス.png]]
- 一度[[🗃️抽象]]して考える。重要なのは[[🗃️具体]]と[[🗃️抽象]]を往復。
- 洗い出しをする際は具体的に書く
- サポートではなく、補助輪
- サポートツールがあった方が良いと言う抽象度が高い言葉で捉えると、あらゆる学びに適用できる代わりに一般的すぎて面白くないアイディアになってしまう
- 演習問題
- 相撲とかけて花見ととく
- 相撲
- 回しを掴む
- 大きい人同士がぶつかり合う
- 突っ張りあいをする
- 座布団が舞う
- 花見
- はなが綺麗になる
- 散っていく儚さが良い
- 酔っ払いがはしゃいでいる
### 折り曲げの法則
- 両極は実は紙一重であると言う構図
- 成功と失敗は折り曲げると同じ、対極は何もしていない
- 不満が多い人とアイディアマンは折り曲げると現状に満足していないと言う点で同じ -> 対極は現状に満足している -> 現状に満足している人は、アイディアマンになりにくい
### 人は鏡のアナロジー
- 年賀状がたくさんくる人はどう言う人か?
- たくさん出している人
- これは他にも当てはまる。よくある構図。
- 部下がホウレンソウをしないと嘆いている上司
- 俺は聞いていないと憤る管理職
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