#Book ## 序章 - すべての物事は賛否両論 - どんな決断に対しても否定はつきまとう - 選んだ方にはデメリットがある、捨てたほうにはメリットも含まれている - 決めてもらった人は責める資格がない - 決めた人を尊重するという原則 ## 1. 正しい[[🗃️意思決定]]という勘違い - [[🗃️仮説]]がなければ、反応をしているだけになる。 - [[🗃️仮説]]があるから、振り返りをして、学ぶことができる。ことができる。[[🗃️仮説]]があって、初めて[[🗃️意思決定]]できる。 - 大前提として、人は間違える。一旦正しいと仮定して、進めていくことは、いいこと - 修正する ＝ 成長する - [[🗃️意思決定]]の３つの箱 - 即決という箱 - すぐ決められるもの - 情報不足という箱 - 期限を設定する箱 - 即断即決が正解ではない - 迷った時は、未来の自分な組織が得をするかどうかで判断する ## 2 よく考えるの正体 - 即決か情報不足かは、人によって分かれてしまう - 問いの解像度を上げる。 -> 「〇〇をやるか、やらないか」というアクションレベルにまで問題を落とし込めているのか - 💭[[🖇️"提案"のレベルを上げる - Konifar's ZATSU]]とかと似ているかも - 原則、問題は小さくする ### 日頃から考えるべきこと - 不安に負けると、「誰か特定の人の意見にすがろう」という思考になる。→思考停止の状態 - -> 自分の意見を出す癖をつける - 💭これは普段の自分が思考停止しているので、こういう状況は脱却していかないとな〜 ### デメリットの判断軸 - 取り返しがつくかどうか - 目先のデメリットは未来に視点を置くことで利益反転が起こりメリットになることがある - 💭これはマジでそう。やることを増やすのって、忙しくなるというデメリットがあるけど、将来のことを見据えて今やっておいた方がいいこともあるよね - 見えないデメリット「[[🗃️機会損失]]」 - 検討、よく考えるに逃げない - 即決できない時は、情報不足の箱、期限を設定する箱に入れる - どんな情報が足りないのかを提示する - 具体的な期限を提示する ### [[🗃️ミーティング]]の本当の必要性 - まず[[🗃️意思決定]]者を決める - 誰が決めるのかを最初に決める。 - 誰が決めるかハッキリしていない会議はやってはいけない - 賛否両論のマインドセット - デメリットをゼロにするのではなく、デメリットに向き合う。リスクを受け入れる - 💭この考え方は大事 ## 3 自分が決めない聖域 - 声の大きい人の存在を認めない - Aさんがいったからという理由は認めない。データや根拠で判断する - 多数決も慎重に扱う - 日本語の曖昧さに注意する - 例) みんな、個人の感想、しんどい - 都合の悪いことをぼかして、「なあなあ」にしているところをあえて突っ込む - 因果関係を間違えない - 因果関係のないところに因果を用いてストーリーに仕立て上げてしまうことはよくあること ### いい人はキャパオーバーする - 事実を拾うようにするだけで何が正しい情報かを見極められる - 感想レベルのノイズはスルーする - 決定的な事実があるものは、意思決定者が責任を持って対処する ### 自分が決めるべきではない聖域がある - 自分で決めないことを決める - 💭大事。これは何があるだろうか？ - 権限を与えることも[[🗃️意思決定]]の一つである - 枠を作って、あとは部下を信じる - 結果が出ない時は責任を引き受ける - 💭自分は任せるだけ任せて、責任は放棄しているのかもしれない - 問題が生じるのは、責任と権限が一致していない時 - 言い訳を生み出す - 常に責任と権限が合致している状態を意識上に置かないといけない ### 免責が起きる時 - 現場のメンバーが決めないといけないこと - 良かれと思ったアドバイスが現場の成長を止めてしまう - 例) 社長「権限を与える」という[[🗃️意思決定]]、営業部長は「ターゲットを決める」という権限 - 社長は任せないといけないし、営業部長は自分で決めないといけない - 任せないということは、権限を奪っていることになる ### 無責任が起こる時 - 責任を持っていない人が意思決定をすると、失敗の責任を誰も取ることができなくなる - 失敗の責任が放置されてしまう ## 4 勇気としか言いようのないもの - [[🗃️不確実性]]に対しては、やってみないとわからないところがあるという諦めの気持ちを認めないといけない - 下手に期待を持たせて、先送りする方が不親切 - まあ大丈夫と根拠のない自信をもって楽観的に決断するのは[[🗃️意思決定]]ではない。 - デメリットもあるし、失敗するかもしれないけど、けど、Aにするということを認める強さ - リスクの低い実験をす