#Book
### [[🗃️コーチング]]における選択とは
- 「自分の人生にどんな不幸や障害があっても、意識的な選択によって自分を変えることができる」という原則が基礎になっている([[🗃️交流分析|🗃️TA]]学派)
- 「私の人生はどんな時でもすべて私自身が選択している。私の行動、感情、思考、病気~のすべてにおいて自ら選んだ結果なのである」 by [[👤ウィル・シュッツ]]
- 他人の非難、他人への不安、自分が排除される不安は、相手に起因するのではなく、自分自身が作り出していることを意識することにより、自分の力でどう取り組むか、新たな取り組みが可能となる。 -> **[[🗃️コーチング]]の核心**
- 💭[[🗃️仏教]]とも通じるところがあるな〜。この考え方は大切な感じがする
- 自分自身の選択に責任を持つ。また、人は他人の責任を負うことはできない。
- 「自分がストレスだと思わない限り、何もストレスにはならない」by [[👤ウィル・シュッツ]]
- 💭[[📚夜と霧]]、生きる選択をしたフランクルと、死ぬ選択をした人たち。悲しいけどそういうことなのかもしれない。
### 主張と抵抗
- [[🗃️コーチング]]とは、人間が本来持っている機知(resource)を引き出すこと
- 最初のステップは、アドバイスをやめること
- どれだけ善意でアドバイスをしても、受け手はイライラや罪悪感を抱いてしまう。言われなくてもわかっているよとなる。-> やる気を削ぐ
- 失敗した時に、言われた通りにしたらこうなったと自分の失敗の責任を転嫁するかもしれない
### [[🗃️コーチング]]と救済
- よくない対処法
- クライアントが悩みを打ち明け、コーチはそれに共感するだけで、クライアントが行動を起こすための質問をしないこと
- コーチがクライアントの解決策を提供すること
- コーチに解決策を依存するようになってしまう
- 救済するということは、クライアントを被害者と認めることであり、衝動的に支援してしまうとクライアントのためにならない
- クライアントの[[🗃️問題解決]]能力に自信が持てなくなると、[[🗃️コーチング]]プロセスが信じられなくなり失敗に終わる
### オーセンティックな[[🗃️傾聴]]、[[🗃️ラポール]]、調和
- [[🗃️傾聴]]
- 承認、同意、意見まがいの疑問(でもそれだと~はどうなる?)、小言(なんで~するの?)、否認
- [[🗃️ラポール]]とボディランゲージ
- 真のラポール: 声の大きさ、呼吸、仕草、間の取り方、言葉、活力などが相手とマッチしていくこと
- クライアントを無条件に受け入れること
- コーチは判定はしない。
- [[🗃️ラポール]]が崩れる条件
- 1. 恐れ: 自分が未熟であることを恐れる
- 2. クライアントに好かれたい気持ちが強すぎる:
- 意見の相違は敬意を持って行えば、問題なく受け入れられる
- 3. 知っていると思い込んでいる
- 4. 見た目で判断する
- 5. クライアントに価値観を押し付ける
- 6. 心理学的に解釈する
- 7. 押し付けがましい説明をする
- 8. クライアントを変えたい想いが強い
- 9. コーチ自身の気がかりな問題がある
- 10. コーチに自覚がない
- [[🗃️傾聴]]の3つのレベル -> [[📒コーチングバイブル]]に掲載
- レベル1
- クライアントが自己中心的になることができる
- 自分を専門家としての立場を過剰に意識している
- 次に何を質問しようか、クライアントの自分に対する気持ちが気になる
- レベル2(望ましい状態)
- コーチとクライアントは完全に夢中になって内容の濃い[[🗃️対話]]が続いていく
- 話をしているのはほとんどがクライアント(クライアントは質問を挟み、言葉を受け止め、課題に寄り添うことに意識を集中させ、アドバイスを与えることはしない)
- レベル3
- 電波的傾聴力
- 「優れた心理療法士は患者が言葉に出す、でたらめな内容ではなく、音や響き、ためらいに耳を傾ける」by [[👤フレデリック・パールズ]]
- 信頼には何が必要なのか?
- 正直であること、予測性があること、責任感があること、確実性があること