#Book [[📒コーチングアジャイルチームス]] ## 第1章 私はいいコーチになれるだろうか？ - [[🗃️プロジェクトマネージャー]]は計画を立て、管理し、全体を監督する。一方、[[🗃️アジャイルコーチ]]は[[🗃️チーム]]の継続的な改善と高いパフォーマンスの追求。 - ネイティブワイヤリング([[🗃️アジャイルコーチ]]としてうまくいく人の特徴) - 1. 彼らは「場の雰囲気を感知する」という不思議な力を持っている。部屋に一 歩足を踏み入れただけで、不在の間に何が起こったかをだいたい言い当てる ことができる。部屋に漂う感情を瞬時に読み取り、うまくいっているかどう かを知ることができる。 - 2. プロダクトよりも人を大切にする。もちろんプロダクトについて意識しつつ も、チームの人々も大切にする。そして気遣われた人々は、自分たちが大切 にされ成長を支えられていることを実感でき、素晴らしいプロダクトを生み出す。 - 3. 好奇心を育む。知らないということに気づく。人が何を考えているのか、何 を感じているのかわからないし、物事がなぜそうなっているのかもわからないことを知り、適切に尋ねることができる。 - 4. 人々は基本的に良い人だと信じる。困難な場合があることも理解しつつ、極 端に面倒な人も今は更正の途上にあるだけで、本来は善良な内面を持っていると信じる。そして、こうした人々に遭遇した場合に、その人ができること を手助けすることができる。 - 5． 1つの考えに固執して物事が思い通り運ぶことをただ期待するのではなく、 計画は破綻しうることを理解してチームと一緒に時間を過ごす。 - 6. 学びに貪欲である。成長は（永遠に）終わらないものだということを理解している。 - 7. 成長のための環境と大きな目標が与えられれば、どのような集団でも、良い ことができると信じる。卓越性を追求する価値を認める。 - 8．「いつもそうだったから、そうしているだけ」といった、人々を卓越性から 遠ざける制度的な理由や原因に対して、妥協しない。「時間の無駄だとわ かっているが、そうせざるをえない」というような理不尽を徹底して排除しようとする。 - 9． 不安定性を不可欠なものと信じる。混沌と破壊は、改善のための単なる構成 要素と捉える。混乱は織り込み済み。 - 10． 間違えるリスクを取る。間違いをおかしたときは、それを認め、次に進む。