#Conference
[[📒開発生産性Conference 2024]]
[[👤広木 大地]]さんのセッション
## MEMO
- 経営学的な生産性の変遷
- [[🗃️物的生産性|🗃️物的労働生産性]]
- 価値労働生産性
- [[🗃️付加価値生産性|🗃️付加価値労働生産性]]
- どのくらいの価値が実現できたか
- [[🗃️開発生産性]]の3段階
- 仕事量生産性
- 期待付加価値の生産性
- 実現付加価値の生産性
- 開発チーム -> 仕事量生産性
- プロダクトチーム -> 期待付加価値
### 期待付加価値とはなにか?
- 施策の価値を事前に評価するための仮想的な価値の生産量
- [[🗃️プロダクトマネジメント]]の役割と目的
- 事業を終わらせないのが仕事
- 💭[[📒エンジニアリング組織論への招待]]でもあったやつだ
- 期待付加価値 = f(探索価値, 活用価値)
- 探索価値 = 顧客情報
- 活用価値 = 顧客課題解決
- 仮説検証のサイクル [[🗃️BMLループ]]
- Build
- Measure
- Learn
- プロダクトの仮説はツリーになる
- 仮説ツリーのエビデンスを手に入れる
- 幹の仮説と枝葉の仮説
- 幹: プロダクトの成功に繋がる根本的な仮説
- 間違っているならピボットしたほうがいい
- 枝葉: インターフェースデザインや、各種機能
### 仮説検証/仮説法とは?
- 少ない情報から大胆な予測を行って、その予測が正しいのだとしたら、証拠を得られるはずだと考える考え方
- 仮説 = 次の行動を生み出す大胆な方法
- プロダクトエビデンスレベル
- データ分析だけではなくて、介入実験を通してより高いエビデンスを獲得していく
- リアルオプション戦略
- 小さいコストでいちばんわからないことから順番に確かめる
- = 後出しじゃんけんの権利
- オプションを100万円でかって未来を知る -> 失敗のリスクをさげる
- 大きな意思決定の前に、仮説検証をしていく
### ジレンマ
- 探索と活用のジレンマ
- 新たな市場や機会を探索する活動と既存の市場を活用して収益を確保する活動のバランスを取る
- 短期と長期のジレンマ
- 短期的な利益と長期的な利益
- 見える見えないのジレンマ
- 見える価値と見えない価値がある
- 見える
- 新機能
- バグ
- 見えない
- アーキテクチャ
- 負債
- 3つのジレンマがあるから、単純な費用対効果を比べる/算出することが困難になる
- プロダクトの成長は、シグモイド曲線を描く
- 一定の時期に急上昇して、一定で立ち止まる
- 例) コロナ感染者
- 期間
- PMF探索
- グロース期
- 収穫逓減期
- いくらコストをかけても、利益が減ってくる時期
- 施策のポートフォリオを組む必要がある
- 比率を戦略的に考える必要がある
- 探索活用比率
- 短期長期比率
- 技術的投資比率
- カバの一声に注意
- 最もお金を払っている人の意見を尊重してしまうこと
- 重要なのは、一貫性と透明性のある優先順位決定
### 期待付加価値と実現付加価値をどう接続するか?
- NSM (North Star Metrics)
- 顧客にとっての価値と、企業の成長を直接的にむすぎつける単一の指標
- なぜ売上じゃだめなのか?
- 短期的志向の助長
- 長期的な成長や顧客価値の創造がおざなりになる
- 顧客価値の軽視
- 非持続的な成長
- イノベーションの抑制
- 組織文化の歪み
- NSMは事業価値と仮説的なつながりを持つ
- Slack -> メッセージ送信量
- つかってくれるひとがおおいのは売上と直接関連はないが、ユーザーエンゲージメントを通じて長期的な価値創造につながる
- [[🗃️システム思考]]でNSMと[[🗃️KPI]]を探る
- [[🗃️KPI]]ツリーのように線形な関係でのは表現できない関係がある
- 💭[[📒なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?]]でもあった。変数がお互いに影響しあっているので、きれいなツリー構造では表せない
- NSMとプロダクトグロースサイクル
- 4つのグロースサイクル
- 体験のサイクル
- 認知拡大のサイクル
- データ活用のサイクル
- 収益のサイクル
- グロースサイクルが、[[🗃️シグモイド曲線]]を描くメカニズムになっている
- グロースサイクルの健全性を[[🗃️KPI]]とする